中央区日本橋室町に位置する日本最古級の百貨店で、江戸時代の延宝元年(1673年)に三井高利が「越後屋」として開店したのが起源。三井財閥の発祥地であり、日本の近代百貨店の祖。本館は昭和10年(1935年)に横河工務所・高橋貞太郎設計で竣工した鉄筋コンクリート造地上7階・地下2階の建築で、正面玄関の「ライオン像」(1914年英国製)は待ち合わせの名所として知られる。中央ホールのステンドグラス「瑞雲に舞い降りる天女」(1927年、佐藤玄々作)をはじめ、パイプオルガン・大理石装飾など大正・昭和初期の百貨店建築の粋を今に伝える。平成28年(2016年)国重要文化財指定。