享保9年(1724年)の名古屋城下大火の後、尾張藩が防火対策として堀川沿いの道幅を四間(約7.2m)に拡幅したことに由来する歴史的町並み。名古屋市の「町並み保存地区」に指定されており、江戸時代の土蔵造りの商家や町屋が軒を連ね、名古屋城下町の面影を今に伝える。堀川に面した石垣と白壁の土蔵群は名古屋随一の歴史的景観で、かつて米・塩・味噌などの物資を堀川の水運で運び込み蔵に貯蔵した商業の拠点であった。「屋根神様」と呼ばれる屋根の上の小祠も名古屋独特の風習として残る。近年は古い町屋をリノベーションしたカフェやレストランが人気を集め、円頓寺商店街とともに歴史と現代が共存する注目の散策エリアとなっている。