慶長16年(1611年)、徳川家康の側室・阿茶局(雲光院殿)の発願により深川に創建された浄土宗の寺院。阿茶局は甲斐武田家の家臣の娘で、家康の信任厚く大奥の統制に尽力した女傑。特に慶長19年(1614年)の大坂冬の陣では、家康の命を受けて和睦の使者を務めた逸話で知られる。二代将軍秀忠の死後に剃髪して「雲光院」と号し、寛永14年(1637年)に83歳で没した。境内には阿茶局の墓があり、深川七福神の布袋尊を祀る札所としても親しまれている。江戸時代の女性の政治参画を物語る貴重な寺院。清澄白河駅から徒歩5分。