市川市中山の法華経寺境内に位置する日蓮宗の塔頭寺院で、「日蓮宗祈祷相伝荒行道場」の根本道場として世界的に知られる。天正19年(1591年)11月20日、法華経寺第3代貫首・日祐の法孫・円立坊開基経王院日詳上人が開山。宗祖日蓮の「一天四海皆帰妙法」の理想を実現するため、行力堅固な選ばれた僧侶に日蓮直授伝来の大秘法を相伝する制度が始められ、新たに堂宇を建立し荒行堂としたのが当院の前身「円立坊」。第3代日久上人が日蓮直授伝来の大秘法を修法伝書にまとめ、以来代々住職が口訣相承する「遠寿院流祈祷修法」の相伝所となった。ここで行われる100日間の「大荒行」は「世界三大荒行」の一つに数えられ、毎年11月から翌2月まで、午前3時起床・1日7回の水行・1日2食の粥・一切外出禁止という極限の修行が続けられる。世界中から僧侶が集まる日蓮宗の最重要修行拠点。法華経寺総門より徒歩約3分。