神奈川県鎌倉市腰越の丘上に鎮座し、**鎌倉市現存最古の神社**とされる古社。祭神は**玉依姫命**と**五頭龍大神**の二柱。五頭龍伝説によれば、相模国の湖に棲む暴悪な五頭龍が洪水と子どもの誘拐を繰り返していたが、海上に浮かぶ島(江の島)に天から弁財天が舞い降り、その美しさと教えに感化された五頭龍は改心して人々を守る神となり、弁財天と結ばれた。五頭龍大神が眠る山上に社が建てられたのが当社の起源であり、江島神社と「**夫婦神社**」の縁を持つ。欽明天皇13年(**538年**)創建と伝わり、養老7年(723年)には泰澄・慈覚両大師が玉依姫命と五頭龍の御神体木像を彫造したと伝わる。弘安5年(**1282年**)には遊行僧**一遍上人**が当社で念仏宣教を行い、その記録が国宝「**一遍聖人絵伝**」に描かれた。龍口の旧鎮座地(現藤沢市片瀬)は文永8年(1271年)の**龍ノ口法難**(日蓮上人の…