平安時代末期の1180年頃、歌人・西行法師が奥州行脚の途上に松島を訪れたとされる。その際、現在の公園地にあたる丘で地元の童子と問答を交わし、機知に富んだ童子の返答に言葉を失った西行が松島への入域を諦め、引き返したという伝説が残る。この故事に由来し、当地の老松は「西行戻しの松」と呼ばれるようになったと伝わる。江戸時代には松島が著名な景勝地として広く知られるようになり、当地もその一景として訪れる人々に親しまれた。明治以降、周辺の整備が進められ、桜が順次植栽されていったとされる。近代以降は公園として整備が重ねられ、現在では約260本の桜が咲く花見の名所となっている。高台からは松島湾を一望できることか…