下野市に所在する古代下野国の重要寺院跡で、奈良時代の仏教文化を今に伝える史跡。
天武天皇の時代(7世紀後半)に建立され、東大寺・筑紫観世音寺と並ぶ日本三戒壇の一つ。
僧侶が正式な僧として認められるための「受戒」の場として、東国仏教の中心を担った。
鑑真和上が天平宝字5年(761年)にこの地で戒壇を設けたとされる。
広大な寺域には礎石が残り、往時の壮大な伽藍配置を偲ぶことができる。
隣接する安国寺は下野薬師寺の法灯を受け継ぐ真言宗の寺院。
下野薬師寺歴史館では出土品の展示や伽藍復元模型で古代の姿を学べる。
国の史跡に指定され、歴史公園として整備が進められている。
古代の柱穴跡に植えられた赤いポールが伽藍の規模を視覚的に伝える。
奈良時代の仏教文化と東国の歴史を体感できる、栃木県を代表する考古学的スポット。
天武天皇9年(680年)頃に建立されたとされ、下野国を代表する古代寺院。
奈良時代には東大寺・筑紫観世音寺と並ぶ「天下三戒壇」の一つに定められた。
戒壇は僧侶が受戒して正式な僧となるための重要な施設で、東国では唯一の戒壇。
天平宝字5年(761年)、鑑真和上がこの地に戒壇を設けたと伝わる。
最盛期には東国随一の大寺院として、広大な伽藍と多くの僧侶を擁した。
平安時代中期以降は次第に衰退し、中世には廃寺となった。
足利尊氏が全国に安国寺を設置した際、下野薬師寺の跡地に安国寺が建てられた。
安国寺は下野薬師寺の法灯を受け継ぎ、真言宗の寺院として存続。
昭和41年(1966年)に下野薬師寺跡が国の史…