勝林寺は天文19年(1550年)、東福寺の第200世住持・高岳周榮(こうがくしゅうえい)禅師が開創した東福寺の塔頭寺院。東福寺の境内南寄りに位置し、臨済宗東福寺派の禅の道場として法灯を守ってきた。
本尊は毘沙門天(多聞天)立像で、秘仏として平素は非公開。毘沙門天は四天王のひとりで北方を守護する武神であり、勝利・財宝・除厄のご利益があると信じられる。「勝林寺」の寺号と「毘沙門天」を祀ることが組み合わさって、「勝ちるじゅ」の愛称とともに受験・就活・スポーツなどの勝負ごとへのご利益を求める参拝者に広く知られるようになった。
境内は東福寺本坊の庭園より小規模だが、朱塗りの山門と苔むした庭がおりなす…