葛飾北斎の生誕地・墨田区に2016年開館した、北斎の生涯と作品を紹介する美術館。設計は世界的建築家・妹島和世。「冨嶽三十六景」「北斎漫画」をはじめとする浮世絵の原画や復元模型を展示し、北斎が90歳で没するまでの画業を時系列で辿れる。常設展では北斎のアトリエを実物大で再現し、晩年の制作風景を体感できる。北斎は本所割下水(現・亀沢付近)で生まれ、生涯に93回も引っ越しを繰り返しながら約70年間この墨田の地で描き続けた。「画狂老人卍」と号した北斎の執念と革新性を肌で感じられる、世界に類を見ない単独作家美術館。都営大江戸線両国駅から徒歩5分。