延宝6年(1678年)、黄檗宗の高僧・鐵牛道機禅師を開山、稲葉美濃守正則を開基として創建された。黄檗宗は承応3年(1654年)に中国福建省から渡来した隠元隆琦禅師が京都宇治に萬福寺を開いた禅宗の第三派で、臨済宗・曹洞宗とともに日本三禅宗を構成する。弘福寺はその関東における代表的寺院であり、山門・本堂は中国明朝様式の黄檗建築が特徴。
大正12年(1923年)の関東大震災で罹災したが、昭和8年(1933年)に再建された。隅田川七福神の布袋尊を安置し、向島の長命寺・三囲神社とともに隅田川沿いの七福神巡りの重要な札所をなす。
境内の祠に祀られる「咳の爺婆尊」は風邪・咳止めの御利益で知られ、風邪が流…