慶長年間(1596-1615年)、里人の長兵衛が五夜連続で「我ここに住みて諸人の苦難を救わん」との神託を夢に見たことに始まる。これを聞いた長者・大橋龍慶が天照皇大神を勧請して祠を建立し、原町一丁目の鎮守とした。以来、諸難消除・病気平癒・安産・弓術皆中などに霊験あらたかな神社として信仰を集めてきた。元の社名は「神明宮」であったが、明治6年(1873年)に天祖神社と改称された。境内社として桃祖神社(桃の神を祀る珍しい摂社)がある。都営大江戸線牛込柳町駅至近の住宅街に佇む小社ながら、江戸初期から400年以上の歴史を持つ牛込の地の守り神。