安井天満宮は安井金比羅宮の境内社で、菅原道真を祭神とし、梅丸天満宮の名でも親しまれる。本社の安井金比羅宮は、天智天皇の御代に藤原鎌足が藤を植えて一堂を建て「藤寺」と称したのに始まると伝わり、藤を愛でた崇徳天皇ゆかりの地として、のち崇徳天皇・大物主神・源頼政を祀る「安井神社(崇徳天皇社)」となった。境内の天満宮は学問の神として古くから信仰され、社前の狛犬は明和4年(1767)の建立で京都市内最古級と伝わる。「洛陽天満宮二十五社順拝」の札所の一つにも数えられる。近年(平成30年・2018)に社殿が新たに整えられ、受験や学業成就を願う参拝者が訪れる。