山口市吉敷赤田に鎮座する旧県社で、**周防四之宮**(そうほうしのみや)とも称される古社。祭神は**大己貴命・少彦名命・猿田彦大神**の三柱で、配祀として**柿本人麻呂大神**(万葉の歌聖)を祀る。社伝では成務天皇9年(139年)に出雲大社から大己貴命の御分霊を勧請して吉敷中村に奉斎したのが起源とされ、養老元年(717年)に神託により現在の地(吉敷赤田)へ遷座、地名に因んで「赤田神社」と改称された。平安時代には官社に列格され、従五位下の位階を授かった。室町時代、**大内義興**は明応6年(1497年)に周防国内の主要五社を巡拝する「五社詣」を行い、赤田神社を四番目に参拝したことから「**四の宮さま**」と称されるようになった。**大内義隆**はのちに衰退した社殿の再興を支援した。現在の社殿は江戸後期の建築で、本殿天井には内藤鳳岳筆による**龍の天井画**が描かれ、四方を睨む龍が邪気を払うと…