早稲田の高台に鎮座する江戸期より金銀融通・出世の御利益で名高い八幡宮。康平5年(1062年)源義家が奥州征討の帰途に兜と太刀を納めて八幡神を勧請したのが起源と伝わり、寛永13年(1636年)に社僧・良庵が境内の山麓で神穴を発見し金銅の阿弥陀如来像を得たことから「穴八幡」と称されるようになった。三代将軍・徳川家光の世子・家綱誕生の祈願所となり、将軍家の祈祷所として江戸城の北西鎮護の役を担った。とくに有名なのは冬至から節分までの期間限定で授与される「一陽来復」御守で、冬至・大晦日・節分の0時に恵方に向けて壁に貼ることで金銀融通の御利益があるとされ、授与期間中は全国から参拝者が押し寄せる。隣接する放生寺とは明治の神仏分離まで別当寺の関係にあった。東京メトロ早稲田駅から徒歩3分。