檀王法林寺の正式名称は「朝陽山栴檀王院無上法林寺」。浄土宗の寺院で、前身は浄土宗三条派の祖・了恵(道光)上人が開いた悟真寺に遡るとされる。
現在の寺院を開創したのは袋中(たいちゅう)上人。袋中は慶長年間に渡琉して琉球浄土宗の基礎を築いた後、帰国して洛中に活動拠点を設けた。元和年間(1615〜1624年頃)の創建とされる。
当寺の通称「檀王法林寺(だんのうほうりんじ)」は、2世住持・團王良仙(だんのうりょうぜん)に由来する。良仙は人徳の厚さから市民に「だんのうさん」と慕われ、その呼称がやがて寺院の通称として定着した。
境内の川端門(西音門・赤門・開運門とも呼ばれる)は明和3年(1766年)…