圓光寺は慶長6年(1601年)に徳川家康が三要元佶を招いて伏見に学問所として創建し、後に一乗寺の現在地に移転した臨済宗南禅寺派の寺院である。日本最古の木活字(駿河版銅活字)が寺宝として保存され、印刷文化史上極めて重要な寺院である。「十牛之庭」と呼ばれる池泉回遊式庭園は紅葉の名所として名高く、書院の丸窓から眺める秋の庭は絶景である。庭園最奥の高台からは京都市街を一望でき、竹林の小径も風情がある。境内には水琴窟もあり、地中から響く澄んだ音色に耳を傾ける静かなひとときを楽しめる。叡山電車一乗寺駅から徒歩約15分、詩仙堂の北隣に位置する。