京都市左京区銀閣寺町26、大文字山(如意ヶ嶽)の西麓、哲学の道の北端近くに鎮座する古社。大同2年(807年)の創建と伝わり、当初は近接していた浄土寺(現在は廃寺)の守護神社として信仰を集めた。応仁の乱(1467〜1477年)の兵火で社殿が焼失し、文明14年(1482年)に現在地へ遷座した。その翌年の長享元年(1483年)に足利義政がこの地に慈照寺(銀閣寺)の造営を開始したことで、以降は銀閣寺の守護神社として尊崇を受けてきた。境内には十字架稲荷・天照大御神などを合祀する末社も並び、春の例祭(4月24日)と秋の例祭(10月24日)には地域の氏子が参集する。哲学の道を北上した突き当りに位置し、銀閣寺参拝と合わせて訪れる静謐な鎮守の森である。