台東区谷中に位置する日蓮宗の寺院で、山号は日圓山。元和年間(1615〜1624年)の創建と伝わる江戸前期の古刹で、明暦大火(1657年)後に谷中寺町が整備された際、現在地に移転してきた。本尊は十界曼荼羅。言問通り沿いに位置し、谷中銀座商店街から近い立地にある。境内には江戸後期の歴代住職の墓塔・庚申塔・石造地蔵菩薩像などが残り、都会の喧騒から離れた静寂な一角を形成する。谷中の寺町は明暦大火後に江戸城下から多くの寺院が集団移転してできた日本有数の寺町で、本光寺もその一つとして江戸庶民の法華経信仰を支えてきた。谷中銀座の人気商店街散策とあわせて訪れる観光客も多い。