宝蔵寺は浄土宗西山深草派の寺院。山号は無量山、院号は如輪院、本尊は阿弥陀如来。開創は弘法大師(空海)によると伝わるが、中世に一度衰退。文永6年(1269年)に浄土宗長西の弟子・如輪が元西壬生郷において再興、天正9年(1581年)に玉阿律師が再び復興した。その後、豊臣秀吉が慶長期前後に行った寺町整備(諸寺を特定区域に集中させる都市計画)により、天正19年(1591年)に現在の裏寺町に移転。元治元年(1864年)には禁門の変(蛤御門の変)に起因する「どんどん焼け」(長州藩の撤退時に起こった大火)で全焼したが、その後再建。昭和7年(1932年)に現在の本堂が完成した。
宝蔵寺が広く知られるのは、江…