大阪市淀川区東三国に鎮座する旧村社で、「かまたじんじゃ」と読む。南北朝時代(1336-1392年)、当地の有力者・佛生院又三郎が播磨国室津の「室の明神」(現在の賀茂神社)の分霊を勧請して村の鎮守として創建したと伝わる。主祭神は宇賀御魂大神と別雷大神の二柱。もとは「稲荷社」と称したが、明治5年(1872年)に村社に列し、明治42年(1909年)12月24日、社地一帯が蒲の生い茂る田園風景であったことから現在の「蒲田神社」に改称された。境内には樹齢650年以上と伝わる大楠があったが、明治12年(1879年)に枯死、その大きな切株の洞には現在「巳(みい)さん」と呼ばれる白蛇の神が祀られ、参拝者を迎える。境内には今も樹齢数百年の楠が数本現存し、都市部とは思えない森厳な空間が保たれている。新大阪駅から徒歩約12分。