嵯峨鳥居本は愛宕神社の門前町として発展した伝統的建造物群保存地区で、茅葺き屋根の建物が立ち並ぶ風景は京都の原風景を今に伝える。化野念仏寺の手前に位置する平野屋は愛宕山参拝者が志んこ(団子)を食べて休憩する400年の歴史を持つ茶屋で、茅葺き屋根の趣深い建物が印象的である。一の鳥居から愛宕街道沿いに続く町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。紅葉シーズンには街道沿いのモミジが色づき、嵯峨野の奥座敷にふさわしい風情を見せる。嵐山の喧騒を離れた静かなエリアで、散策に最適である。嵐電嵐山駅からバスまたは徒歩約35分に位置する。