京都市左京区吉田神楽岡町3番地、吉田山(神楽岡)の東麓に鎮座する吉田神社の末社。天長年間(824〜834年)にはすでに存在したと伝わり、在原業平が神楽岡に居住したとされる時代と重なる古社である。現在の社殿は天保11年(1840年)に造営されたもので、明治5年(1872年)に吉田神社の末社として正式に位置づけられた。宇迦之御魂神・猿田彦神・天宇受売神を祀り、商売繁昌・縁結びのご利益で知られる。参道には数十基の朱色の鳥居が連なり、春には両脇に桜が咲き誇って見事な花のトンネルを形成することで知られる隠れた名所。吉田神社や大元宮とともに吉田山を巡る散策コースの一部として多くの参拝者に親しまれている。