明治5年(1872年)湯島聖堂で開かれた博覧会を起源とする日本最古の博物館。上野への移転は明治15年で、現在の本館は昭和12年(1937年)に渡辺仁の設計で竣工した「帝冠様式」の代表作。日本古来の瓦屋根を西洋の鉄筋コンクリート躯体に載せた独創的な意匠で、国の重要文化財に指定されている。国宝88件・重要文化財649件を含む約12万件の収蔵品を誇る日本屈指の博物館で、縄文土器から仏像・絵巻物・武具・陶磁器・書跡まで日本美術の全領域を網羅。敷地内には本館・東洋館・平成館・法隆寺宝物館・表慶館・黒田記念館・資料館の七館が並び、一日では見切れない日本文化の大殿堂。