白雉2年(651年)、日本武尊の東征伝説に基づき創建されたと伝わる。社名は、日本武尊が東征の折に白い鳥に導かれてこの地の浅瀬を渡ったという故事に由来するとされる。中世には武蔵国の有力武将の崇敬を受けたと伝わり、近世に入ると江戸幕府の庇護のもとで社勢を保った。日本武尊・天児屋根命・東照大権現の三柱を祀り、蔵前・浅草橋一帯の総鎮守として広く信仰を集めた。明治維新後は近代社格制度のもとで郷社に列せられた。昭和20年(1945年)3月の東京大空襲では社殿が焼失したが、境内のご神木は焼け残り、戦禍の記憶を今日に伝えている。戦後に社殿は再建され、以降も下町の守護神として地域住民の篤い信仰を受け継いでいる。…