名古屋市熱田区高蔵町一帯(熱田台地上、東西約580m×南北約770m)に広がる**旧石器時代〜中世にかけての大規模複合遺跡**で、特に弥生時代・古墳時代の遺構が濃密に残る尾張古代史の中核遺跡。弥生時代には**環濠集落と方形周溝墓群**が営まれ、尾張地方の弥生社会の中心地の一つを形成、古墳時代には5世紀の竪穴建物跡、5〜6世紀の小型方墳複数、6世紀後半の円墳が相次いで築かれた。特に注目すべきは**高蔵結御子神社境内および周辺に分布する高蔵古墳群**で、元々7基あった円墳のうち1号墳は1954年に名古屋大学の発掘調査が行われ、古墳時代の葬送文化の実態が明らかとなった。1967年には高蔵遺跡出土の**壺形土器・台付壺形土器2点が国重要文化財**に指定され、現在は**東京国立博物館**に保管されている。高座結御子神社とセットで巡ることで、弥生の環濠集落〜古墳の首長墓〜律令期の名神大社へと続く尾張古…