神奈川県鎌倉市二階堂1175に鎮座する神社で、後醍醐天皇の皇子・護良親王(もりよししんのう、1308〜1335年)を祭神とする。「大塔宮(だいとうのみや)」とも呼ばれ、明治2年(1869年)に明治天皇の勅命によって護良親王が幽閉・殺害された東光寺の旧址に創建された。
護良親王は延慶元年(1308年)に後醍醐天皇の第三皇子として生まれ、20歳で天台座主に就任。元弘元年(1331年)に還俗して倒幕運動に身を投じ、吉野・熊野の山中でゲリラ戦を展開しながら約60通の令旨を発して楠木正成・新田義貞ら全国の武士を蜂起させた。鎌倉幕府滅亡後は建武の新政下で征夷大将軍に任じられたが、足利尊氏との激しい対立の末に後醍醐天皇自らの命により逮捕され、建武元年(1334年)末に鎌倉の土牢へ幽閉された。
建武2年(1335年)7月、中先代の乱の混乱の中で足利直義の命により淵辺義博に殺害された。享年28歳。土牢に…