東大寺は奈良県奈良市に位置し、「奈良の大仏」として世界に知られる華厳宗の大本山。724年(神亀元年)に聖武天皇の発願により創建され、743年(天平15年)の大仏造立の詔を経て752年(天平勝宝4年)に大仏開眼供養が行われた。本尊の盧舎那仏坐像は高さ約14.98メートル、重量約250トンを誇り、奈良時代に鋳造された日本最大級の金銅仏として国宝に指定されている。大仏殿は間口57メートル・高さ約48メートルと世界最大級の木造建築で、現在の建物は江戸時代1709年(宝永6年)に再建されたものだが、創建当時はさらに大きかったとされる。境内には転害門・正倉院・二月堂・三月堂(法華堂)など国宝・重要文化財が多数点在し、1998年に世界遺産「古都奈良の文化財」の一部として登録された。毎年2月の「お水取り(修二会)」は1,200年以上続く不退の行法として有名。